Airex
Excellent Air Management
エアレックスは空気管理のエキスパート集団です。
高品質のクリーンルーム・アイソレーターなどを提供します。
山椒は小粒で
ピリリ
と辛い
エアレックスは医薬クリーン化での日本のTop技術を
再生医療分野、世界市場へ展開して参ります。
ご期待下さい。
What's NEW...
梅雨明け前の雲間、庭のクレーターに薬品を数滴。
日を待たず姿消え、また散水栓函に避難のダンゴムシの集団は、沸騰の夏2月で三葉虫の小さな化石の如く果て、蟻のクレーターは崩れ、あれほど騒がしかったセミは嗄れ、私の耳鳴りだけが戻ってきた。
宙を見上げると、燃えるオメガ星雲 (M17, Omega Nebula)。
7/6 M17 Omega Nebula
近くにM16わし星雲(M16、NGC 6611、IC 4703)。中央の細長い暗黒星雲の創造の柱(Pillars of Creation)から星の誕生。これに望みを託す。
8/12 M16 Eagle Nebula
西天に眼を移せば共生星のかんむり座T星 (T Coronae Borealis, T CrB) 。この白色矮星と赤色巨星の連星は、80年の周期で新星爆発を今か今かと待つばかり、まだ静か。
8/11 T CrBの傍をペルセウス座流星?人工衛星?
十六夜の月の傍に火星が寄り添い、天頂のわし座、月光をものともせずエンハンスすると、信じられない数の蟻か微生物の大群の如き星々。
その中に、Incredible Shrinking Nebula Facts (NGC 6804)がじっと潜んでいます。
一人ぼっちじゃない。
時の早さを嘆かず、時の振幅と振動と流れの変化を一度の生の楽譜とし刻むものにこそ幸い。
ポン・ブルックス彗星12P。2回以上巡ったのを確認した12番目の周期彗星。1Pはハレー彗星、~76年周期。ポンが1812年に、ブルックスが1883年に発見し、二人の名を冠しこの春に再来。~72年周期。丁度生まれ時に訪れ、生を見届け去り、また律儀に戻った時に光るシルクの紗の奥に居て想う彼を今思う。
ポン・ブルックス彗星 / 12分露光 / 約10本の衛星の軌跡の中
Photo by YO
寒かろうが毎夜仰ぐ宇宙。南天のオリオン、冬の大三角形もいよいよ西に傾いています。
北天に眼を移せばあのカシオペア座が、北極星に魅かれたように周りを踊っています。このカシオペアはギリシア神話で登場するエティオピア王ケーペウスの妃で、美しいアンドロメダーの母です。
さてこのハート星雲は、地球から7500光年離れたこのカシオペア座の天の川銀河のペルセウス腕に位置する発光星雲。この写真から星雲の燃える強いエネルギーを感じます。
宇宙のスケールの偉大さに抱かれれば、あらゆる悩みなどはブラックホールの彼方に瞬く間もなく消え去るはずが、ミクロにもならない小さな詰まらないものに煩わらされている我が心を嘆きます。
改めて、誠実で、また心強くし燃やし、今ある敵に正面から戦い必ず勝利致します。
引き続き、ご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。
※さてエアレックスは再生医療のための心臓細胞培養のためのアイソレータをこれから据え付けに入ります。懐かしい映画のミクロの決死圏(1966年)を思い出しています。
銀河系の渦上腕の構造。太陽系はオリオン腕にある。銀河の中心部の向こう側はよく見えない。
Local Spur:オリオン腕/Sagittarius Arm:いて腕/Norma Arm:じょうぎ腕/Scuntum-Crux Arm:たて・ケンタウロス腕
Photo by:YO
Happy New Year
Feliz Año Nuevo
Bonne année
Ein gutes neues Jahr
Felice Anno Nuovo
Καλή χρονιά
Feliz Ano Novo
Gott nyttår
Godt nytår
新年快乐
새해 복 많이 받으세요
Selamat tahun baru
สวัสดีปีใหม่ ครับ/ค่ะ
Hau'oli Makahiki Hou
Щасливих свят!
Een gelukkig nieuwjaar!
明けましておめでとうございます。
新年が始まり、心も新たに、お客様の素晴らしい成功と成長を少しでもお支えできますよう精進して参ります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
白く香るクチナシ花を、来年こそは特に葉を虫に食われないようにとネットに巻きつけ、その縫い合わせにガムテープを用いました。浅はかにも。雨が降った数日後、ガムテープの10㎝ほどの切れ端が床に落ちていて、拾ってみると粘着部にダンゴムシさんがギッシリと張り付き死んでいました。
多分、雨よけ、陽よけで家族揃ってテープの下に入り込んでの惨劇でした。本当にごめんなさい。ダンゴムシさんの白く乾いた骸をクチナシの木の根元に戻しました。どうか春にはダンゴムシさんのような品のよい花が咲きますよう。
さて、今月はやはり、すばる(昴)。
光害で上手く追跡できず、漸く待って天頂に登り撮れました。プレアデス星団の青白い星々は寿命が短い星として知られています。
♫ 砕け散る 宿命(さだめ)の星たちに 密(ひそ)やかに この身を照らせよ…
谷村新司 昴-すばる-
東の空を望めば、オリオンが追いかけていました。もう冬の夜空です。
昼に風雨あって尚更、夜一度は空を見上げる日々です。9月も終わり近く、暑さ少し収まり清明の月光の中、観望には少し迷惑。
「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたづねました。
「何だかわかりません。」もう大丈夫だと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑ひました。
「よろしうございます。南十字へ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向ふへ行きました。
宮沢賢治著 銀河鉄道の夜:第一話二十五章 第三時
大正7年8月7日午前3時の盛岡で天体をシュミレーションし、天頂に目を凝らすとアンドロメダ銀河が見えたはず蘊蓄頑張る人も居ます。
そこで天頂、宵月の頃。明るい光の中、敢えてアンドロメダ銀河を電子観望しました。
『あかいめだまの さそり』から始まる宮沢賢治の星めぐりの歌では、
アンドロメダの くもは さかなのくちの かたち。
このアンドロメダ銀河も約40億年後には我が天の川銀河と衝突。約20億年かけて1つの巨大な楕円銀河を形成するか、円盤銀河を形成するとのこと。さて合体した新しい銀河を見た賢治は、今度はどのようなかたちと表すのでしょうか?
次に南天、ほぼ月の近くのみずがめ座のらせん星雲、距離約700光年、太陽系に最も近い惑星状星雲の1つ。猫のような目のような印象的な星雲の一つです。
中心には最期を迎えた白色矮星があり、星雲全体は外側に広がり続け、太陽も50億年後には同じ運命を辿るとのこと。
賢治の手元にCMOSがあれば、らせんの くもは 何と詠んだでしょうか。
因みにアンドロメダ銀河は視直径で満月の5倍もあり、らせん星雲は半分の大きさですので、これらの写真は拡大しているのではなく、明るい光のさらに奥の非常に薄い光を集め重ねていることになります。
周りの光強く、心ざわつく時には、後ろにある薄いものこそ重ねようと夜空を見ます。
ミュージカル、キャッツの舞台では、満月と瞬く星々が背景になっています。しかし、人の眼では満月の光の下では1、2等星程度までしか見ることはできません。つまり、この背景はあり得ないもの。
さて今年の8月は快晴の星空が3日もなく、しかし漸く月末の8月31日の満月、スーパーブルームーンの3日前の宵月と2日前の十三夜の2日は晴れて月明り煌々。怯まず南天のみずがめ座、月と土星の下付近、仰角約30°の小惑星Floraを追ってみました。ここは高性能のCMOSのパワーで9等星も随分と良く写り込んで、先の舞台背景をオカシイとは言えません。
このFlora、1847年に発見された小惑星番号8番の小惑星で地球の仲間。直径は約136km、周期3.3年で火星と木星の間を周回しています。ローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神Floraにちなんで名づけられた美しい名前の惑星で、一度乗って太陽と地球を見てみたいものです。なお、満月の31日は雲多く、これで暑い8月は終わりました。
□は目印の星です
快晴の空に硝子体剥離の飛蚊は太陽コロナのように一層羽ばたき、酷い耳鳴りは蝉の合唱でマスクされる夏。地中のデータをDNAに10年近くロギングし、数日の地上環境を最後に記録し、焼けたアスファルトの上の未だ羽根筋青い蝉の骸を、満天星躑躅(ドウダンツツジ)の根本の枯葉に葬った辺り、夜、水を捧げた。
父に連れられ、突然、眼一杯にパッと火が広がった湖畔の天空。大花火はアセチレン灯の屋台の隣の松葉杖の傷痍軍人さんの白衣も染め、なお網膜に焼き付いたまま。戦争を知らず、ベビーブーマーの少し後を後ろめたく恥じ入るようここまでやって来た者は、このスタックしたものをどのように繋ぐか、星空を仰ぎ、その暗闇に潜むものから学びたい。
梅雨明け宣言後、夜暑い南天低く、いよいよ夏の星雲が連なってきました。いて座、南斗六星の柄の先端に当たる辺り、散光星雲、干潟星雲 Lagoon Nebula(M8, NGC 6523)が消えない花火のように見えてきます。暗黒星雲の流れが斜めに走り、これに作られた姿を干潟と見立てたもので納得です。
目を凝らすと、人工衛星の薄い軌跡が中央少し左上から右下へ写り込んでいました。
本能寺の変がなかったら、小早川秀秋が寝返りしなかったら……など誰もが空想することかと。
さて日本人に限らず、人はここに来るまで「どうする」、「どうする」といくつの選択がなされてきただろう。では宇宙の歴史に眼を移し;ビッグバン以来宇宙は対称性の破れを幾度も繰り返しながら現在の姿に至ったと考えられ、「自発的対称性の破れ」に伴って何が起きるのかを最初に指摘したのが南部陽一郎博士(2008年ノーベル賞)。簡単に言うと、その時、牛は右を向いたか、左かと……
戻って、自身、またエアレックス。右か左か、真ん中か。夫々にどのような意味や価値があるか正直それほど考えず、それでも恐らく勘で何かを思う方向を選択してきて今があり、何か思う推進力とは何か、それは常に困難な方を選択するチャレンジ精神。例えば超音波を用いた除染システム、今回は業界最薄のグローブのカスタマイズを目指すアイソレーター用グローブAirLux™の開発など、常に「どうする」、「どうする」の繰り返し。
この選択については、Monty Hall の問題が面白い。事後確率、あるいは主観確率の例題の一つで、簡単そうで、全く難しい。
例えば目の前の3つの方向があり、1つを選んだ後、残る2つの内1つはその後信頼できないものと分かった時、今選んでいる道をそのまま進むべきか、残った道のどちらを選ぶか?確率論理では道を変えるべき。このパラドックス?は、「直感で正しいと思える解答と、論理的に正しい解答が異なる問題」の適例とされ、思い込みや決めつけを避け、今後への正しい解を求めるには、先ず礼節信用ならぬ道を避け、ただ夢ある新しい道への挑戦あるのみ。さて6月の梅雨の隙間のような夜晴れを見つけ、なお街の薄光残る南東の22°ほどのかなり低い仰角の三裂星雲、予想外に上手く撮れました。星雲が3つ、4つに裂けて見えるのは手前の暗黒星雲のためとのこと。私には割れていると見る気持ちが強く、それは割れて次の選択を求められる方が絶対に面白いから。
約3週間の一人暮らしで、二人暮らしの有難さ身に沁みていたはずが、その3週間後、大阪で一杯やっての新幹線Gojo。折角の短い人生の中の二人の星空を1日失い、また当面頭が上がらない。二度あることは三度あると注意、注意。でも、𠮟ってくれる相手あることに感謝。
さて天頂少し北に傾斜し、おおぐま座の頭部近くM81(NGC 3031)渦巻銀河、M82(NGC 3034) 葉巻銀河 (Cigar Galaxy)を撮りました。この二つの銀河は隣り合ってM81銀河団と称され、お互いの中心核の距離は15万光年。相互作用によってM82では爆発的な星形成が進行し不規則な形になっています。
この全く性格の異なりそうな銀河同志、それでもまた仲良くもやっているようにも思えなくもなく、偶には怒りに触れ、ダイナミックな宇宙の物語を作っているように見えます。
M81 (NGC 3031)渦巻銀河
M82 (NGC 3034) 葉巻銀河 (Cigar Galaxy)
朝食は役割、いつもフライパンに2つの卵は、連れ合いの急な入院でこの1週間は1つ。2つの卵を焼くと、お互い必ず触れあい固着し、分けて皿に載せるものの、1つでは無用となる。この当たり前のことがゼロ(0)と無限(∞)、物質と反物質の関係のように強く引っ掛かる。最後には宇宙はどのようにしてできたのか考えるようにもなり、やはり2つの卵をフライパンで混ぜて焼きながら、分けて食べることは幸せなことだと強く思う。
4月も後半になり、夜の帳も降りた南天低く、カラス座とコップ座の間にAntennae Galaxies 触角銀河がエンハンスされました。Wikipediaによれば、この銀河の数値シミュレーションでは、およそ12億年前には2つ別々の銀河で、約9億年前に互いに接近、現在のペアの姿になったとのこと。何れ今後4億年以内には、銀河の中心部は1個の核になり、約10億年後には銀河全体がごく普通の銀河の姿に見えるようになるとの予測。
やはりこの銀河のように2つの卵を焼いて、ぐるぐる回して一つにして分けて二人で食べたい。
Antennae Galaxies 触角銀河(NGC 4038)/ NGC 4039)
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