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エアー(空気)管理システムの設計/施工/運用/トータルエンジニアリング

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10月の星空 - M45(プレアデス星団、Pleiades)『昴 -すばる-』-

白く香るクチナシ花を、来年こそは特に葉を虫に食われないようにとネットに巻きつけ、その縫い合わせにガムテープを用いました。浅はかにも。雨が降った数日後、ガムテープの10㎝ほどの切れ端が床に落ちていて、拾ってみると粘着部にダンゴムシさんがギッシリと張り付き死んでいました。

多分、雨よけ、陽よけで家族揃ってテープの下に入り込んでの惨劇でした。本当にごめんなさい。ダンゴムシさんの白く乾いた骸をクチナシの木の根元に戻しました。どうか春にはダンゴムシさんのような品のよい花が咲きますよう。


さて、今月はやはり、すばる(昴)。

光害で上手く追跡できず、漸く待って天頂に登り撮れました。プレアデス星団の青白い星々は寿命が短い星として知られています。

♫ 砕け散る 宿命(さだめ)の星たちに 密(ひそ)やかに この身を照らせよ…

谷村新司 昴-すばる-

東の空を望めば、オリオンが追いかけていました。もう冬の夜空です。

9月の星空 - アンドロメダ銀河M31、NGC 224とHelix Nebula(NGC 7293、Caldwell 63) -

昼に風雨あって尚更、夜一度は空を見上げる日々です。9月も終わり近く、暑さ少し収まり清明の月光の中、観望には少し迷惑。

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたづねました。

「何だかわかりません。」もう大丈夫だと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑ひました。

「よろしうございます。南十字へ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向ふへ行きました。

宮沢賢治著 銀河鉄道の夜:第一話二十五章 第三時

大正7年8月7日午前3時の盛岡で天体をシュミレーションし、天頂に目を凝らすとアンドロメダ銀河が見えたはず蘊蓄頑張る人も居ます。


そこで天頂、宵月の頃。明るい光の中、敢えてアンドロメダ銀河を電子観望しました。

『あかいめだまの さそり』から始まる宮沢賢治の星めぐりの歌では、

アンドロメダの くもは さかなのくちの かたち。

このアンドロメダ銀河も約40億年後には我が天の川銀河と衝突。約20億年かけて1つの巨大な楕円銀河を形成するか、円盤銀河を形成するとのこと。さて合体した新しい銀河を見た賢治は、今度はどのようなかたちと表すのでしょうか?

次に南天、ほぼ月の近くのみずがめ座のらせん星雲、距離約700光年、太陽系に最も近い惑星状星雲の1つ。猫のような目のような印象的な星雲の一つです。

中心には最期を迎えた白色矮星があり、星雲全体は外側に広がり続け、太陽も50億年後には同じ運命を辿るとのこと。

賢治の手元にCMOSがあれば、らせんの くもは 何と詠んだでしょうか。

因みにアンドロメダ銀河は視直径で満月の5倍もあり、らせん星雲は半分の大きさですので、これらの写真は拡大しているのではなく、明るい光のさらに奥の非常に薄い光を集め重ねていることになります。

周りの光強く、心ざわつく時には、後ろにある薄いものこそ重ねようと夜空を見ます。

8月の星空 - 小惑星Flora -

ミュージカル、キャッツの舞台では、満月と瞬く星々が背景になっています。しかし、人の眼では満月の光の下では1、2等星程度までしか見ることはできません。つまり、この背景はあり得ないもの。

さて今年の8月は快晴の星空が3日もなく、しかし漸く月末の8月31日の満月、スーパーブルームーンの3日前の宵月と2日前の十三夜の2日は晴れて月明り煌々。怯まず南天のみずがめ座、月と土星の下付近、仰角約30°の小惑星Floraを追ってみました。ここは高性能のCMOSのパワーで9等星も随分と良く写り込んで、先の舞台背景をオカシイとは言えません。

このFlora、1847年に発見された小惑星番号8番の小惑星で地球の仲間。直径は約136km、周期3.3年で火星と木星の間を周回しています。ローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神Floraにちなんで名づけられた美しい名前の惑星で、一度乗って太陽と地球を見てみたいものです。なお、満月の31日は雲多く、これで暑い8月は終わりました。

□は目印の星です

7月の星空 - 干潟星雲 Lagoon Nebula(M8, NGC 6523) -

快晴の空に硝子体剥離の飛蚊は太陽コロナのように一層羽ばたき、酷い耳鳴りは蝉の合唱でマスクされる夏。地中のデータをDNAに10年近くロギングし、数日の地上環境を最後に記録し、焼けたアスファルトの上の未だ羽根筋青い蝉の骸を、満天星躑躅(ドウダンツツジ)の根本の枯葉に葬った辺り、夜、水を捧げた。

父に連れられ、突然、眼一杯にパッと火が広がった湖畔の天空。大花火はアセチレン灯の屋台の隣の松葉杖の傷痍軍人さんの白衣も染め、なお網膜に焼き付いたまま。戦争を知らず、ベビーブーマーの少し後を後ろめたく恥じ入るようここまでやって来た者は、このスタックしたものをどのように繋ぐか、星空を仰ぎ、その暗闇に潜むものから学びたい。


梅雨明け宣言後、夜暑い南天低く、いよいよ夏の星雲が連なってきました。いて座、南斗六星の柄の先端に当たる辺り、散光星雲、干潟星雲 Lagoon Nebula(M8, NGC 6523)が消えない花火のように見えてきます。暗黒星雲の流れが斜めに走り、これに作られた姿を干潟と見立てたもので納得です。

目を凝らすと、人工衛星の薄い軌跡が中央少し左上から右下へ写り込んでいました。

6月の星空 - 三裂星雲 trifid nebula(M20、NGC 6514) -

本能寺の変がなかったら、小早川秀秋が寝返りしなかったら……など誰もが空想することかと。

さて日本人に限らず、人はここに来るまで「どうする」、「どうする」といくつの選択がなされてきただろう。では宇宙の歴史に眼を移し;ビッグバン以来宇宙は対称性の破れを幾度も繰り返しながら現在の姿に至ったと考えられ、「自発的対称性の破れ」に伴って何が起きるのかを最初に指摘したのが南部陽一郎博士(2008年ノーベル賞)。簡単に言うと、その時、牛は右を向いたか、左かと……

戻って、自身、またエアレックス。右か左か、真ん中か。夫々にどのような意味や価値があるか正直それほど考えず、それでも恐らく勘で何かを思う方向を選択してきて今があり、何か思う推進力とは何か、それは常に困難な方を選択するチャレンジ精神。例えば超音波を用いた除染システム、今回は業界最薄のグローブのカスタマイズを目指すアイソレーター用グローブAirLuxの開発など、常に「どうする」、「どうする」の繰り返し。

この選択については、Monty Hall の問題が面白い。事後確率、あるいは主観確率の例題の一つで、簡単そうで、全く難しい。

例えば目の前の3つの方向があり、1つを選んだ後、残る2つの内1つはその後信頼できないものと分かった時、今選んでいる道をそのまま進むべきか、残った道のどちらを選ぶか?確率論理では道を変えるべき。このパラドックス?は、「直感で正しいと思える解答と、論理的に正しい解答が異なる問題」の適例とされ、思い込みや決めつけを避け、今後への正しい解を求めるには、先ず礼節信用ならぬ道を避け、ただ夢ある新しい道への挑戦あるのみ。

さて6月の梅雨の隙間のような夜晴れを見つけ、なお街の薄光残る南東の22°ほどのかなり低い仰角の三裂星雲、予想外に上手く撮れました。星雲が3つ、4つに裂けて見えるのは手前の暗黒星雲のためとのこと。私には割れていると見る気持ちが強く、それは割れて次の選択を求められる方が絶対に面白いから。

5月の星空 - M81渦巻銀河、M82葉巻銀河 (Cigar Galaxy)(NGC 3031/NGC 3034) -

約3週間の一人暮らしで、二人暮らしの有難さ身に沁みていたはずが、その3週間後、大阪で一杯やっての新幹線Gojo。折角の短い人生の中の二人の星空を1日失い、また当面頭が上がらない。二度あることは三度あると注意、注意。でも、𠮟ってくれる相手あることに感謝。

さて天頂少し北に傾斜し、おおぐま座の頭部近くM81(NGC 3031)渦巻銀河、M82(NGC 3034) 葉巻銀河 (Cigar Galaxy)を撮りました。この二つの銀河は隣り合ってM81銀河団と称され、お互いの中心核の距離は15万光年。相互作用によってM82では爆発的な星形成が進行し不規則な形になっています。

この全く性格の異なりそうな銀河同志、それでもまた仲良くもやっているようにも思えなくもなく、偶には怒りに触れ、ダイナミックな宇宙の物語を作っているように見えます。

M81 (NGC 3031)渦巻銀河

M82 (NGC 3034) 葉巻銀河 (Cigar Galaxy)

4月の星空 - Antennae Galaxies 触角銀河(NGC 4038/NGC 4039) -

朝食は役割、いつもフライパンに2つの卵は、連れ合いの急な入院でこの1週間は1つ。2つの卵を焼くと、お互い必ず触れあい固着し、分けて皿に載せるものの、1つでは無用となる。この当たり前のことがゼロ(0)と無限(∞)、物質と反物質の関係のように強く引っ掛かる。最後には宇宙はどのようにしてできたのか考えるようにもなり、やはり2つの卵をフライパンで混ぜて焼きながら、分けて食べることは幸せなことだと強く思う。

4月も後半になり、夜の帳も降りた南天低く、カラス座とコップ座の間にAntennae Galaxies 触角銀河がエンハンスされました。Wikipediaによれば、この銀河の数値シミュレーションでは、およそ12億年前には2つ別々の銀河で、約9億年前に互いに接近、現在のペアの姿になったとのこと。何れ今後4億年以内には、銀河の中心部は1個の核になり、約10億年後には銀河全体がごく普通の銀河の姿に見えるようになるとの予測。

やはりこの銀河のように2つの卵を焼いて、ぐるぐる回して一つにして分けて二人で食べたい。

Antennae Galaxies 触角銀河(NGC 4038)/ NGC 4039)

3月の星空 - 準惑星CeresとM100銀河 -

麻雀、雀球、留年の手前、授業料滞納、星空山行、ジャコビニ彗星。

その後約半世紀、夜空を見上げるのが習慣となり、3年で恐らく300時間。コロナ以前で夜空を見上げた時間は何時間あっただろうか。不思議にこの星空を見ると、4~8KHzの耳鳴りが忽ち打ち消され、これは星の瞬きと関係あるのかしら。年取って急に出る耳鳴りは、宇宙空間を彷徨し地球に偶然到達した星の中の有機物から生物への進化過程で曝されたプラズマ波動や重力波と関係していて、これに呼び起こされたものかもしれない。誰も分からない。

いよいよこの3年間に流れ滞った砂時計の、その上にある僅かなものを落とさず、ここは何くそと反転し半世紀前のものと混ぜ増やし、若くして落としたい。


行きずりの三分間が並んでる 百円ショップの棚の砂時計

中日歌壇

天頂、やや東、かみのけ座のM100(NGC 4321)渦巻銀河の傍を横切る準惑星ケレス(Ceres)の3月27日に衝を迎えた75分の軌道。火星と木星の間の小惑星帯から来たもので、海王星軌道の内側にある。

既知の太陽系の天体の中で33番目の大きさ。氷と岩石で構成された少しユニークな惑星で、このような星が地球にぶつかり今の海ができたのかもしれない。16ヶ月毎に衝を迎える豊穣の女神。

準惑星ケレス(Ceres)3月27日衝 75分の軌道

準惑星ケレス(Ceres)

2月の星空 - ZTF彗星 C/2022 E3 -

その日パイロットの学科に合格したのに入学できなかったWが突然に下宿に来て、「花が綺麗らしいぜ。行くぜ。」と。

ヘルメットも被らずバイクの後ろで振り落とされまいとしがみつき、浅間の白煙を横目に追分を駆け抜け、着いた城址の「紋次郎モロコシ」のネーミングにも食欲もそそられるものの貧乏学生には手が届かず、しかし爽快感に満たされた50年前の1日を急に思い出しました。

当時バイクでもヘルメットは被らなくて構わなく、しかし学生運動では必要な時代でした。Wは最後まで不合格の理由にはお茶を濁し、共に下手なニヒルさと木枯しのような蛮カラ気取に少し酔っていました。


さてZTF(Zwicky Transient Facility) C/2022 E3彗星。太陽系外縁部極寒の領域からふらりやって来た45億年以上前の太陽系形成の残り。1月末に太陽に最接近し、今は遠ざかる中で公転周期は約5万年です。

つまり前の近接時期は氷河期、ネアンデルタール人やマンモスの時代です。この彗星に何か憧れを感じるのは、その美しさにニヒルさ、孤高感があり、また太陽系の最果てを飛び出し、また戻り、さらに何れまた戻ってくるかもしれず、いや戻って来なくともその背中に抱き着いて一緒に宇宙空間を飛行したいと思わせるからかもしれません。

この爪楊枝のようなイオンテールにしがみつき、あっという間の50年を500回過ぎれば、忽ち私はほら太陽系最果のオールト雲の中に居るのです。

C/2022 E3(ZTF)photo by YO

時速20万kmで高速移動中のZTF C/2022 E3

この光跡は70分の露光のため23万kmの長さ。地球と月までの距離の約2/3で、太陽までは約2年で到達します。 photo by KJ

※欧州宇宙機関(ESA)は「コメット・インターセプター」という新しい無人探査機を現在設計しています。この探査機は2029年に打ち上げられ、到達できそうな天体とフライバイ観測をさせる予定とのことです。

1月の星雲 - Aldebaran -

アルデバラン (Aldebaran)、おうし座α星。全天21の1等星の1つ。占星術では富と幸福の前兆となる幸運の星。ペルシア人にとってはロイヤル・スター(王家の星)の1つです。

1972年に米国ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた惑星探査機パイオニア10号は、木星に接近し、今は太陽系を脱出する双曲線軌道へと乗って、アルデバランの方向へ飛行を続けています。最接近するのは約200万年後と予測されています。

200万年前を振り返ると、現生人類の旅が始まった時期に符合します。アフリカの大地溝帯は現世人類の起源とされ、その時代には現在よりもはるかに多様な大型肉食動物が生息し、私たちホモ属の最大の敵はハイエナであることが最近分かってきました。

1994年に全米公開されたディズニーアニメ史上の名作と言われているライオンキング(The Lion King)。自然界の厳しさ、美しさ、命の尊さを描き、現在の多様性の重要さを先駆けて指摘した物語です。

アフリカサバンナでのハイエナとの戦いの中、主人公のシンバと父ムファサの力ある者こそ持つべき真髄を、時として星空を見上げて学んで成長していきます。作者の創造性が、このような裏付けもあったのであれば驚きです。

200万年紡いできた命で星空を見上げ、同じ時間尺度を未来に反転し、これからの200万年後をイメージすると、今、パイオニア10号がAldebaranのそばを通過していきます。


さて改めてAldebaran。アラビア語のアッ・ダバラーン(الدبران )「後に続くもの」


比べるまでもなく小さなアイソレータやRABS、また除染の世界にしても。しかし、僅か半世紀にもならない歴史であるがゆえに、後に続くものとして世界の先人達のこれまでの努力をしっかりと引継ぎたいと考えています。本年のエアレックスの最大の責任として。


Be faithful in small things because it is in them that your strength lies.

Mother Teresa

12月の星雲 -ふたご座流星群-

今年のふたご座流星群は、随分多く良く見えました。しかし待ち構えていても、願い事には間に合いませんでした。

社内よりその流星の自動録画データが届き、測ると0.7秒程度です。この一瞬、宇宙の時間スパンでは人の寿命より少ないかと思い比べてみると、意外と長く14.7秒。つまり自分の人生を80年とし、これは宇宙開闢から現在までを意識した時、流れ星21個分もあるのです。

80年/秒 = 80year x 365day x 24hour x 60min x 60sec = 2,522,880,000sec

2,522,880,000 Sec 80
3,604,114,286 80年/0.7秒 1
172,445,660 80年/14.7秒 14.7
21
13,800,000,000 開闢年
172,500,000 宇宙年/80年

NHKのチコちゃんによると、年をとると時間を短く感じるのは”ときめきの度数”が減るからとのこと。

恐らく今年、流星を多く見た人は時間も長く感じることができたはずです。


※横切っている線は、衛星ではありません。ロープです。

11月の星雲 -月食下の天王星食-

今月は、何と言っても月食下の天王星食。

滅多にないことで、加え快晴の夜空。1年365日、毎夜、空を見ており、このような快晴は20日あるか無いかですので、滅多x20/365でしょうか。

多くの写真が、ご縁あって集まりました。

下の皆既月食の写真は~40年来のお付き合いになりますT薬品のM氏のものです。

天王星は〇には写らず、周囲デコボコしていますが、周りのいくつもの(27個あるとのことです)衛星のためです。


 
 

10月の星雲 網状星雲 - Veil Nebula NGC 6992-5/NGC 6960 -

10月秋本番。と言っても、夜空には思う以上に長く夏の大三角形が秋の四角形に押し出されまいと頑張っています。

大三角形のデネブとアルタイルの間、はくちょう座の網状星雲(Veil Nebula)

東西にあって超新星残骸のガスの拡散雲。肉眼でも淡い色が見えるとWikipediaでは記されていますが私には見えません。しかし天の白鳥が纏うこの美しい紗は、間違いなく古代人には見えたと思います。

紀元前のローマ帝国の政治家、哲学者、詩人のLucius Annaeus Senecaは「人生は短いのではなく、浪費している」と。

これからの夜長。星空散歩を楽しみたいと思います。

Autumn production in October. However, the night sky is older than expected, and the great summer triangle is not pushed out into the autumn square.

Between Deneb and Altair in the Great Triangle, Veil Nebula in the constellation Cygnus.There are diffusion clouds of gas in supernova remnants that for east to west. It is written in Wikipedia that pale colors can be seen even with the naked eye, but I cannot see them. However, this beautiful veil, weared the heavenly swan, definitely resembles of the ancients.

Lucius Annaeus Seneca, philosopher and poet of accent Roman Empire, a statesman once said, “It is not that we have a short time of life, but that we waste much of it.”

The night is coming, I would like to enjoy a walk of the starry night.

NGC 6992-5

NGC-6960


9月の星雲 -M17 Omega Nebula-

低い仰角の南天は、冬のオリオン大星雲から、その後のわし星雲、三裂星雲、干潟星雲と忙しく、しかしこれらも夏の盛りと共に西に去りながら、次には優雅なM17 Omega Nebula(いて座)が、またHelix Nebula(みずがめ座)その後を追いかけています。

オメガの名前はΩの形が由来とのこと。また別名、湖面に浮かぶ白鳥に似て、白鳥星雲とも。

しかし中国、韓国、日本の古代人であれば、間違いなく光る羽衣を纏う天人と名前を付けたのではと。

一方、なかなかハッキリ撮れないNGC 7293 Helix Nebula。これはその形から言えば正に ο(オミクロン)でしょう。しかしこの印象的な星雲の名前は、らせん星雲。これは良かった。

ラジオで朝早く散歩した人から、早くも「オリオン座が見えた」とのこと。

夕日の釣瓶落とし速度も上がり、年の終わりが加速し、冬の星も戻ってきています。星空を見上げ、今ある全ての問題を小さなこととし、地球のこれからの夢について、語り明かしたいものです。


 

8月の星雲 -NGC6894 The Little Ring Nebula-

酷暑晴天、今晩こそはと星空を期待しても、そうは行かない毎日です。この間に月が満ちてきて、天体観望には不向きに、ただ自然のままに。

それでもThe Little Ring Nebulaと名前からも期待していなかった星雲に望遠鏡を向けると予想外に、はっきりとして発色も良いものが運よく撮れました。天頂付近、まさに全知全能のゼウスの神の化身、白鳥(座)の中の美しいプラズマに包まれた環状星雲です。

さてJames Webb Space Telescope(JWST)も運用が開始され、重力レンズで遠く先の銀河が、ムンクのように曲がった形を見せています。

このJWST、対角が1.3mの六角形をしたBe製のセグメント鏡を18枚合わせて6.5mの主鏡を構成したものとのこと。実は、エアレックスのSmart EB®は、真空と大気の間の隔膜にBeを用い電子線を空気中に放出し、バイアル容器やシリンジタブの滅菌に用いています。その際には青く透けた美しいプラズマ光が発生します。つまり小さなオーロラですが、宇宙のスケールとはあまりに違うとしても、ではどの程度と比べ考えてみるのも面白いものです。


さて現代の宇宙科学ではビッグバン以前は語ることを避けています。

しかし何れ、この宇宙科学の進展は次の新しい神話を求め、新たなゼウスが誕生するのであろうと思うのです。

It's extremely hot and sunny, and even if you expect a starry sky tonight, it won't be that way every day. During this time, the moon is full, and it is not suitable for astronomical vision, just let nature go.

Still, when I pointed the telescope at The Little Ring Nebula, a nebula that I hadn't expected from its name, I was lucky enough to get a picture that was unexpectedly clear and had good coloring. Near the zenith, it is indeed an incarnation of the omniscient and omnipotent god Zeus, a circular nebula wrapped in beautiful plasma in the constellation Cygnus (constellation).

The James Webb Space Telescope (JWST) has also started operation, and by gravitational lensing, galaxies far away are showing a curved shape like Munch.

This JWST is said to be a 6.5 m primary mirror by combining 18 segment mirrors made of Be with a diagonal angle of 1.3 m. In fact, Airex's Smart EB® uses Be in the diaphragm between the vacuum and the atmosphere to release electron beams into the air, which is used to sterilize vial vessels and syringe tabs. At that time, beautiful plasma light with blue sheer color is generated. In other words, it is a small aurora, but even if it is so different from the scale of the universe, it is interesting to think about how much it is.

Now, modern space science avoids talking before the Big Bang.

However, in any case, I think that this progress in space science will seek the next new myth and give birth to a new Zeus.


Starry Sky Walker Jul.2022

梅雨明け後の7月とは思えない不安定な気象の毎日です。それでも七夕の夜、分かっていたかのよう天頂付近だけその雲の緞帳を開いていて、織姫(こと座ベガ)と彦星(わし座アルタイル)が今年の一番輝き 、蚊に刺されるのも忘れていにしえ人の想いを偲ばせました。

その二つの星の間の子ぎつね座に亜鈴星雲M27,NGC 6853、Dumbbell Nebulaが美しい姿を奏でています。いよいよ、夏の星々。南東の低い仰角のいて座の矢の直ぐ上あたり、静かな天の川銀河の中に個性的な星雲M20 & M8 Trifid Nebula & Lagoon Nebulaも燃え盛りながら本年も後半に入りました。


そこで年初からのエアレックスNewsを整理し、またこれから弊社技術の方向についてニュースページにて記載しました。



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